私はこのサイトを通じて、地域の市民、法人(ケアプラザ)、コーディネーターの3者全員がwin-win-winとなれる「三方良し」のモデルを創りたいと考えております。
自分の役割をつかみきれずに、ケアプラザの中で居心地の悪さを感じているという生活支援コーディネーターの話を聞くことがあります。
実際、googleで「生活支援コーディネーター」と検索すると、サジェストで「辞めたい」というキーワードが出てきます。
他にも、周囲の理解を得られず、ケアプラザの受付を離れることができなかったり、物理的にケアプラザを出ることがなかなかできないという地域活動・交流コーディネーターの話を聞くこともあります。
また、デイサービスと違ってコーディネーターの部門は利益をあげることができません。
自主事業は費用も人手もかかるため、特に経営が厳しいケアプラザでは、積極的には自主事業を行わないというディスインセンティブが働いてしまっています。
私は今後の福祉においてもまちづくりにおいても、コーディネーターの役割や可能性をとても重視しており、このサイトを通じてコーディネーターの現在の状況を変えたいと考えております。
〇市民の利益
このサイトに良質な情報を載せ、良質なサイト運営を行うことで、まちを活発にすることができます。
〇法人(ケアプラザ)の利益
このサイトに法人の採用情報やボランティア募集の情報などを載せることで、サイトを充実させ、地域の市民のアクセスを集めることに対する、法人にとってのインセンティブを創ることができます。
〇コーディネーターの利益
このサイトを通じて市民や法人に良い貢献を行うことで、地域の市民や法人と良好な関係を築くとともに、仕事にやりがいを感じることができます。
広く知られているように、福祉業界は慢性的に人手不足であり、人材の確保が課題となっています。
良質なサイト運営を行うことで、多くの市民がこのサイトにアクセスします。法人(ケアプラザ)の採用情報を多くの市民に伝えることができます。
また、良質なサイト運営を心がけることで、法人(ケアプラザ)に対する地域の市民の評判が向上し、法人(ケアプラザ)に興味を持つ人を増やすことにもつながります。
また、もしこのサイトに対するアクセス数が増えた場合、アクセス数に応じて、横浜市役所や社会福祉協議会が行っているようにスポンサーを募ることで、広告収入を得ることができるようになります。
ケアマネなど福祉の相談援助職に役立つ情報をまとめる。
このサイトには、たとえば傾聴ボランティアや認知症カフェなど、地域の様々な社会資源の情報を載せます。
地域には多くの社会資源やインフォーマルサービスがありますが、それらの情報は口コミなどで知られていることも多いです。それらの有益な情報を知らないケアマネジャーも数多く、生きづらさを抱えている当事者に有益な社会資源の情報が届かないこともあります。
地域の有益な社会資源やインフォーマルサービスの情報を、ケアマネジャーなど福祉の相談援助職が日々の仕事に役立てられるようにこのサイトにまとめることで、多くのケアマネジャーなどがこのサイトにアクセスするようになります。
ケアプラザとしてケアマネ支援を行うことができるとともに、ケアマネがケアプラザに対して持つ評価や親近感を高めることができます。
それは収益部門であるデイサービスに対してケアマネが持つ評価を向上させることにつながります。